捨てられた皇妃 16~20話 感想 ※ネタバレあり

今回は16~20話の感想を書きたいと思います!

【今回の注目ポイント】

☆アリスティアの新たな挑戦!

☆アレンディスとアリスティアのイチャイチャシーン満載!

☆アリスティアとルブがお茶会!?

 

16話

アリスティアの新たな挑戦が始まる回です。

 

アリスティアは剣術を教えてほしいとお父様に頼みます。

剣術を身につけることで運命を変えようと考えたのです。

しかしお父様は反対します。

か弱いアリスティアに、過酷な訓練を耐えることはできないだろうと。

お父様はアリスティアに、なぜ剣術を習いたいのかと問います。

アリスティアは

結婚したくない。このままお父様と一緒に幸せに暮らしたいから

と答えます。

この返事めちゃくちゃかわいくないですか!?

このあとのお父様のポカーンな表情もたまりません!!

予想外の返事だったんでしょうね。

反対しているときの真面目な表情とのギャップが素敵です。

そのあと、アリスティアを優しく抱きしめるお父様。

抱きしめられてるアリスティアも本当にうれしそうです。

お互いを心から愛してるんだなぁというのが伝わってきてとても優しい気持ちになりました。

その優しく愛しい想いに根負けしたんでしょうね。

アリスティアはお父様に、剣術を習う許可をもらうことができました。

 

後半。

アリスティア、いよいよ剣術の練習スタートです!

アリスティアが練習に参加することを知ったアレンディスは、嬉しさのあまりアリスティアにギュッと抱きつきます。

毎朝会えるんだね!って、すっごく嬉しそうなアレンディス!!

アレンディスは嬉しい感情を素直に表現するのが本当にうまいですよね。

二人がいちゃいちゃしているシーンたまりません。

そこにすかさずお父様がやってきて、抱きついてる二人を引きはがします。

そしてアレンディスに怒りオーラ全開なお父様。

このシーンとっても癒されました。読むの楽しかったです(笑)

 

 

17話

ルブの意外な一面が見れる回です。

 

冒頭から、ある女性が登場します。新キャラです。

そのある女性とは、陛下(ルブの父親)の妹、ラス公爵夫人です。

つり目に八重歯が特徴的なきれいな方です。

水色の長い髪を後ろでまとめています。

そのラス公爵夫人が、皇宮でルブに遭遇します。

そのとき、ラス公爵夫人はひそかに舌打ちします。

ルブのことをあまりよく思っていないみたいです。

ラス公爵夫人はルブが難しく分厚い歴史の本を読んでいることを知ります。

ルブは、皇宮の図書は全て読み終えたと伝えます。

すごいなルブ。辞書みたいな本をたくさん読めるなんて。

それに対しラス公爵夫人は、

読むだけで満足してるなんて情けない。失望した。

って言うんですよ。失望って。

そこにさらに、

陛下がルブくらいの時はもっと努力していましたよ。あなたには努力が足りないんじゃないですか。

ってことを言うんですよ。

ルブだって努力してるし実際大量の本を読むことってすごいことだと思うんだけどな。

ルブは次期皇帝になることを期待されている立場だから、周りも厳しくなるんでしょうね。

さらにそこに追い打ちをかけるように、ラス公爵夫人はルブとアリスティアを比べます。

(努力を怠っているルブと比べて)アリスティアはとても秀才で有能だ。そんな方が婚約者で本当に良かったですね。

と。

読者様の予想通り、ラス公爵夫人が去った後ルブは怒りをあらわにしていました。

でもそのあとに見せる横顔が、なんとも悲しそうなつらそうな顔をしていて、読んでいるこちらも胸が痛みました。

ルブは毎日のようにアリスティアと比べられ続ける日々を送っているようです。

自分だってたくさん努力をしているのに、いつも評価されるのは4歳下の少女。

ルブもアリスティアの知らないところでつらい思いをしていたんだなと、ルブの新たな一面を発見することができる回でした。

 

 

18話

アリスティアとアレンディスの天使回です。

練習場で怪我人が出てしまいます。

そのとき、アリスティアは怪我人に駆け寄り懸命に励まします。

その姿がまさに天使で。

実際に羽の生えたアリスティアが描かれていました。

思わず拝みたくなるくらい神々しいです。

怪我人もアリスティアの神々しい光にあてられて昇天した顔してました(笑)

こんなかわいい天使に必死に励ましてもらえるなら怪我した人も役得だなぁと少しうらやましくなりました。

 

後半。

アリスティアも練習中に手を怪我していました。

使っていた手袋はもうボロボロです。

それくらいたくさん練習してたんでしょうね。

アリスティアが本気で剣術に取り組んでいることが伝わってきます。

そんなアリスティアのために、アレンディスは自分の手袋を差し出します。

こっちのほうが厚手でちゃんと手を守ってくれるからと。

アリスティアが痛がっている姿を見るのは辛いからと。

アレンディスめっちゃいい子、、、!!!

アリスティアだけじゃなくてアレンディスも天使だった、、、!!!

 

そのあと、アレンディスは唐突にアリスティアに好きなものは何かと訪ねます。

アリスティアは

雪のように、フワフワして温かみがあって甘いものが好きだ

と答えます。

雪をそんな風に表現できるとは。

この子はなんて感性が豊かなんだろうと思いました。

雪を、温かみがあって甘そうだと思えるところが素敵ですよね。

この台詞からも、アリスティアの根の優しさが表れています。

なぜそんなことを聞くのか、とアリスティアはアレンディスに問います。

アレンディスは、秘密♡と言ってニヤッとした表情を見せます。

さてアレンディスは一体何を企んでいるのか!?

 

 

19話

プレゼント大会開催!!な回です。

 

《アリスティアは雪のように白くてフワフワで温かみがあり甘いものが好き。》

 

その情報を得た数か月後、アレンディスはアリスティアにプレゼントを贈ります。

その中身はなんと白くて甘いホワイトチョコレート

なるほど。確かにアリスティアのすきなものの特徴が詰まっていますね。

これを、忘れたころに贈るところがポイントですよね。アレンディスやるなと関心しました。

しかもさらにすごいのは、このホワイトチョコレート、アレンディスが開発したらしいんですよ!

この世界ではまだホワイトチョコレートの存在がなかったそうです。

ないなら作っちゃえと。

アレンディス天才かよと思いました。

好きな子に理想のプレゼントをするためにここまでするとは。

これで惚れないアリスティア逆にすごいな。

そしてこのシーンの注目ポイントはなんといっても!

アレンディスがアリスティアにあーんするとこですよ!

すこし困った顔であーんされてるアリスティアたまらなくかわいい!!!

この二人の初々しいイチャイチャが最高の癒しです。

 

その直後からアリスティアの周りの人たちも、アリスティアにプレゼントをたくさん贈るようになります。

カロンや白茶、ショートケーキに綿あめ、、、

どれも白くてフワフワで温かみがあり甘いものばかり。

プレゼントを贈られ続けるアリスティアは、次第に少し困ったような疲れた表情になっていきます。

そして周りに、どれが一番気に入ったか選んでほしいと求められます。

こういう質問困りますよね。どれも嬉しい素敵なものばかりだからなおさらに。

アリスティアはさんざん迷った挙句、アレンディスのプレゼントを選びました。

私の好きなものを聞いてくれ、何か月もかけて用意してくれたからと。

選ばれたアレンディスの嬉しそうな顔と、それ以外の落ち込んだ顔が対照的で面白かったです。

アリスティアがみんなにとても愛されているんだなと感じることができて、こちらまで幸せな気持ちになりました。

 

 

20話

前半:ルブの回想シーンにアリスティアの母親が登場!

後半:ルブとアリスティアの緊張張り詰めるお茶会スタート!

 

前半。

冒頭からルブの回想シーンが始まります。

幼いルブが木陰で泣いています。

ルブ小さいかわいい。

そこにアリスティアの母親であるジェレミア・ラ・モニークという女性が登場します。

アリスティアとそっくりで、とても美しい方です。

違うところといえば髪の色が赤いという点ですね。

その女性はルブを優しく励ましています。

ルブもその女性のことをとても慕っていることが伝わってきます。

そして場面は変わり、その女性の死期が近づいているシーンです。

ベッドの中にいる弱弱しい女性の手を握り、ルブは必死に語りかけています。

そんなルブに、その女性は

どうかアリスティアを大切にしてあげてください

そう伝えます。

しかし皆様ご存知の通り、ルブはアリスティアに対しとても冷たく、将来的には残忍な扱いをした挙句ギロチンにかけてしまいます。

こんなにもルブにとって大切な人からのお願いを、どうして裏切ってしまうことになったんだろうと疑問に思いますよね。

この謎も展開が進むにつれ徐々に明らかになっていくのだと思うととても楽しみで仕方ありません。

この作品は、気になる伏線をはるのがとてもうまいと思います。

 

 

後半。

ルブは父親である陛下にお茶会に呼ばれます。

しかし向かった先には陛下の姿はなく、代わりにいたのはなんとアリスティアです。

そのとき、ルブはアリスティアとその母親とを重ね合わせます。

恨めしいほどに生き写しだと。

恨めしいって。

普通こういうときは、ドキッとしたり愛しく思ったりするんじゃないかなと思うんですが、、、。

あまり好ましく思っていない相手の外見が、自分の大切な人とそっくりなことが許せないんでしょうか。

確かにそれは複雑かもしれませんね。

ルブに話しかけられたアリスティアは、怯えてしまいます。

頑張れアリスティア!と応援せずにはいられませんでした。

聞くとアリスティアも陛下に呼ばれてここに来たのだと言います。

なるほど。

陛下がこの場をセッティングしたというわけですね。

陛下としては、有能なアリスティアになんとかルブの将来のお嫁さんになってほしいんでしょう。

気持ちはわかるけど、アリスティアのことを思うとなんてことしてくれたんだと思っちゃいます。

ただでさえルブに対してトラウマを抱えているのに、、、!

案の定、ルブを前にしたアリスティアは尋常じゃないくらいに震えながら紅茶を飲んでいます。

それを見たルブは、なんであんなに震えているんだろうと疑問に思います。

そりゃそうですよね。13歳のルブにとっては、まだアリスティアに対してなにかしたわけではないんですから。

そんなとき、アリスティアは震えのあまり持っていた紅茶をこぼしてしまいます。

そのこぼした紅茶がなんとルブの服にかかってしまうんです!!!

アリスティアの顔は真っ青です!!!

一体ルブはどう反応するの!?

紅茶をかけてしまったアリスティアの運命は!?

というところで次回に続きます。

き、気になる~~~!!!

課金する手がまったく休まりませんでしたね。

 

 

~まとめ~

16話~20話では、ルブとアリスティアの対比が描かれているのが印象的です。

 

17話では、ルブはラス公爵夫人から厳しい評価を受けます。

一方18~19話では、アリスティアがいかに周りの人から愛され大事にされているかが描かれています。

二人の周囲の環境に大きな違いがあることがわかります。

 

また他にもわかりやすい対比が19話のチョコレートですよね。

アリスティアは白くて甘いチョコレートを、ルブは茶色い苦いチョコレートを食べています。

チョコレートと嗜好により、今の二人の距離の遠さや想いの違い、相容れない様子を表しています。

 

こんなにも正反対な二人。

そんな対照的な二人の関係が、今後運命が変わっていくことでどう変化していくのか。

大注目ですね。

 

 

~アリスティアの髪型と衣装について~

剣術の練習がスタートしましたが、ここでの注目ポイントはアリスティアの髪型です!

なんとポニーテールなんですよ~!!

腰まで長い髪で先のほうはカールしてて、ふわふわしてるんです!

似合いすぎる~!!!

練習着はショートパンツです!

一言でいうと最高です!!

普段のひらひらの洋服もお姫様みたいでかわいらしいんですが、ショートパンツで活動的な衣装も素敵!!

というかこの作品に出てくる衣装センス良すぎませんか!?

どれをとってもデザインが素晴らしすぎて、衣装でも萌えれる作品です。

この作品を読んだときは自分のお気に入りの衣装を探してみるのも楽しいと思います♪

ぜひ試してみてください♪

ちなみに16~20話での私のお気に入りは、19話の冒頭に出てくる衣装です!

ピンク色のアリス風なデザインとなっています。リボンと靴は黄色です。

ウサギ追いかけてそうで本当にかわいい、、、!!

 

~次回予告~

次回は21~25話です!

【注目ポイント】

☆ルブとアリスティアのお茶会はどうなったの!?

☆アリスティアとアレンディスの関係に変化が!?

☆お父様がアリスティアに誕生日プレゼント!一体なにを贈ったの!?

 

次回はもっとさいころのアリスティアもチラッと出てきます!

お楽しみにです(^▽^)/

この作品が気になった方はぜひピッコマで読んでみてください♪